お出かけの時「いいもの探し」が大好きなたんぽぽさん。先日は自分たちで「いいもの」を入れるバッグを作ってお散歩へ行きました♪ たくさんのどんぐりや葉っぱを拾ってきましたよ。
後日そのどんぐりを絵の具のお風呂に入れて、コロコロ・・と絵の具遊びをしました。模様のつく様子に興味津々でしたよ。
絵の具遊びをまだやりたい!!という子どもたちの声に応えて、ピーマンスタンプもしました✨(どんぐり組さんが園庭で育てていたピーマンが大豊作でしたが、寒くなって固くなってしまい食べられないとのことでおすそ分けしてもらいました)
たくさんの「カサカサ」と良い音が聞こえる落ち葉の道を歩くことを楽しんだり・・
おすすめの木をお友だちにあげたり・・
大きな葉っぱを見つけて「傘」や「おそうじ(箒)」に見立てたり・・
葉っぱを高く持って「船」に変身して楽しんでいます。(映る影にも喜んでいました)
最近は「匂い」もたくさん感じられるよう過ごしています。「こっちからいいにおいする~」「このはっぱにおいする!」などなどたくさん発見もしています。木の皮をめくって覗いて、虫を探しながらにおいも感じていました。
落ち葉や枝、木の皮を使った「焼肉ごっこ」も大ブームです!粘土遊びにも焼肉ごっこが広がっています!
これからも子どもたちの毎日の生活に身近なものを大切にして、過ごしていきたいと思っています。
じゃがいもと一緒に植えたにんじんはと言うと…。
「にんじんっていつになったら抜いていいんだろう?」と聞くと『にんじんの頭が少し見えてからだよ!』と教えてくれた年長さん。園庭にある畑は子ども達が身近に感じられるように、すぐ見て触れることができる場所にあります。毎日のように観察し『まだできていないね。』と様子を見ていました。
9月も下旬になり、わたしも「いったいいつになったらにんじんの頭が見えるんだろう…?」と少し心配になり、子ども達とにんじんの周りを少し掘ってみると…にんじんの頭が見えました!それも立派な頭!「これはもう抜いても良さそうだね!」と早速抜くことにしました。
自分達で買いに行ったにんじんの種。あんなに植えたのに、育ったのはたったの一本。「誰が抜く?」と子ども達に聞いてみると、『にんじんの葉っぱが6枚あるから6人で持つ?』『だれか一人で抜く?』『みんなで繋がって抜くのは?』と様々なアイディアが出てきました。みんなで相談した結果、“おおきなかぶの絵本のようにみんなで繋がって抜く”ことに決定!
先頭やりたい!と続々と手を挙げ(もちろんそうですよね)、誰がやるのかな?どうやって決めるのかな?と子ども達の様子を伺っていると、1人の年長さんから『年長さんはもう大きいから、年中さんがやっていいよ。』の声が。その声を聞いていた年長さんたちが挙げていた手を下ろし、年中さんに譲ってあげようという気持ちが見られました。
さあ気合を入れて園庭へ!
前のお友達の様子を伺いながらみんなで『うんとこしょ、どっこいしょ!!』と抜きます。あれ…?あっという間に抜けたぞ…?
抜けたにんじんが気になり、周りに続々と集まるにじ組さん。
そして抜けたにんじんを見て子ども達は大笑い!!
子ども達が想像していた以上に(もちろんわたしも)、にんじんが短かったのです!
『みじかっ!』とみんなでにんじんに突っ込みながらも、一つのことをみんなで一緒に大笑いして、楽しいことを共有できたこの時間は、なんだかとても温かく、一体感も感じました。
園庭の畑で育てていたじゃがいもとにんじん。
じゃがいもは種いもを植えてから90日後に収穫すると子ども達と読んだ絵本に書いてあったので、カレンダーに印をつけて心待ちにしていました。8月下旬にたくさんのじゃがいもを収穫し、北翔大学で収穫させてもらったじゃがいもと一緒に様々なお料理にして美味しく食べているところです♪(お部屋には子ども達のオススメじゃがいもメニューの絵が貼られていて、その絵を見ながら作っています。)
芽が生えているもの、緑色のもの、小さすぎるものは食べられません。そのじゃがいもを使って、実験をしました!じゃがいもからでんぷん(片栗粉)を発掘する実験です。
買ってきた片栗粉で感触遊びをした際に、「片栗粉ってなにからできているか知ってる?」と聞きました。もちろん知っている子はいません。(わたしの心の声「その答えを待っていた!!」)
片栗粉の感触を思いっきり楽しんだあと、この実験をしました。子ども達には「じゃがいもから不思議なものが出てくるんだよ。」とだけ伝え、実験開始です!
時間がかかる実験なのですが、徐々に変化していく様子を興味津々に観察する子ども達。
すると何人かの子たちが「この触った感じ、片栗粉に似てる!」と気付き始めたのです。
次第に他の子達も「ほんとだ!」と気付き始めます。片栗粉はじゃがいもからできているというのがわかった瞬間でした。
今年の運動会は前半、後半の2部制で行いました。前半は年齢別の競技です。年齢ごとの発達段階が見られる内容となっています。かけっこは年齢で走る距離が変わっていきます。クラス競技も年齢にあった内容になっていきます。
年少はハサミに慣れ親しんでほしいという思いで自分たちが使用するお面をハサミを使って作りました。「自分たちで作った!」ということが物を作るきっかけにもなるし、より意欲的に競技にも参加できるようになります。
年中は縄跳びを取り入れた競技です。ジャンプ力をつけるために「跳ぶ動物(カンガルー・うさぎなど)」になりきって遊んでいき、手作りのハードルでさらに足の力をつけ、縄跳びに挑戦しました。
年長になると“今の自分よりちょっと頑張って挑戦しよう”という内容も取り入れています。「今頑張ってる姿をおうちの人に見せたい!」と自分たちで考え、跳び箱を選びました。跳び箱の面をしっかりたたく、2つの足をそろえてジャンプすることを意識して取り組みました。足の力を強くするため新聞紙を足で巻き込む遊びや牛乳パックのハードルで跳ぶ力をつけ本番にいどみました。まだ自分の目標に届いていない子もたくさんいます。ですが運動会がゴールではありません。まだまだ今後も挑戦は続いていきます。自信に満ちた最後のポーズが次への意欲を感じさせてくれます。
そして今年の年長はゴールテープ係や他のクラスの競技のお手伝い、自分たちの用具の出し入れをやってくれました。
後半はグループ競技です。ゆめのみ保育園では異年齢のグループで過ごす日を設けています。3~5歳児で構成されたグループで活動し、少しずつ仲を深め協力したり助け合ったりして過ごしてきました。活動の中でグループ対決で運動遊びを楽しんできました。勝負に勝つとグループの表に星のマークがつきます。「今日は2個勝った!」「このグループはリレーが強いね」などその表を見て自分たちのグループの強いところを意識したり、他のグループはどうなのか意識したりして、お互い刺激し合って当日を迎えました。リレーでは始まる前に各グループ作戦会議を行います。年長を中心にどうやったら勝てるのか順番を考え、納得のいくまで話し合いをしています。後半はグループの団結力を見られる内容になっています。
最後は親子パン食い競争です。近所にある「ねこのさんぽ」のパンを使った競技です。普段から遠足やお泊り会、クッキングなどに利用させてもらっています。こうやって地域の方との交流が広がっていきます。
ゆめのみ保育園には絵本がたーーーくさんあります。なんと『絵本のお部屋』もあります。
年長さんたちが毎月そこからおすすめの絵本を選んで、その『おすすめポイント』とともに貸し出し絵本コーナーを作ってくれているため、たくさんの子どもたちが貸し出し絵本を手に取りお家に帰っていきます。
今日はたんぽぽぐみのみんなが絵本のお部屋にやってきました。そして好きな絵本を手に取り、ことばのまねっこを楽しんでいました。
夜中に大雨が降った次の日、「どんぐり橋に川ができているかも」と、どんぐりぐみのみんながどんぐり橋目指して歩いていくと…。近所のお家の方が「ダリア持っていって~」と一人に一輪ずつ手渡してくださったそうです。ふだんこんな大きなお花を手に持つことってないですから、子どもたち、とっても嬉しそうな表情です。
ついに店頭に待ちに待った新米が並んでいますね。スーパーで小学校低学年ぐらいの子が
お米コーナーに積みあげられた新米の前で「ママ、見てっ!お米がある!!」と嬉しそうに報告しているのを見て、私も嬉しくなりました。お米の棚が空っぽの状態、長かったですね。お米、あるところにはあったらしいですが、それってないところにはないわけで…。モヤッとしていました。
さて、ゆめのみ田んぼの方も泥んこ田植えから5カ月が経ち、稲刈りの時期を迎えました。
稲刈りの少し前、自然界もお米不足だったのでしょうか。ゆめのみのお米もスズメにどんどん食べられる事態に…。
田植えの時に、農家の方から「稲は3本を束にして植えるといいよ。1本は人のため、1本は鳥のため、1本は虫のため」と教わりましたがこれでは3本とも鳥のためになりそうです。そこで、子どもたちからかかしを作ろうという声があがりました。
ちょうどかかしの絵本もあったのです。ところがこの絵本、かかしは『鳥がご飯を食べられないのはかわいそう』と思っている内容で…。子どもたちの考えた答えは、スズメたち用のお米も残しつつ、みんなが食べる用の田んぼを決めてかかしに守ってもらうことでした。さあ、かかしづくりの始まり。
このかかしづくり、子どもたちが自分たちでグループに分かれ相談しながら素材を探し作り上げました。
遊びを通して、いろんな力がついていることに改めて気づかされました。
今、刈り取った稲は逆さにして干しています。そうすることで旨味や甘みがぎっしりつまっておいしくなるそうです。
園のお向かいにある東公園には栗の木があります。
風が強かった日の翌日にイガがよく落ちています。子どもたちに
「なんで栗が落ちているんだろう?」と聞くと「秋だから!」
季節の移り変わりに気づいているのですね。
写真は、『太陽の光に当てると栗のトゲトゲが割れやすくなるよ』と年長さんに聞いて、栗をずっと太陽に向けている年中さんです。
真剣な表情でカボチャ(ご近所さんにいただきました)に耳を当てています。
何か聞こえるの…?不思議な光景にはじめは驚きました。
少し前のブログ、レモンの木と小さな命にも書いたのですアゲハチョウの幼虫が葉っぱを食べる音を聞いてもらいたくて
『なにか おとが きこえるよ』と書いた紙をアゲハツリー(幼虫のいる木)のそばに置いていたのですが…。そう、わかりましたよね。その『なにか おとが きこえるよ』の紙がちょっとずつ移動し、ちょうどカボチャ付近にやってきて、子どもたちが次々とカボチャの何かを聞き取ろうとしていたのです。やっぱり子どもの心は澄んでいるのですね。
園庭や園舎内の木々の葉っぱをたくさん食べた幼虫たち。たくさん食べたらフンもたくさん!飼育ケースの中ではなく、より身近に観察できるように(むき出しで)飼育されているため、みんなが通るろうかにフンが落ちていることも。
すると!なんと!自主的にフンのおそうじをしてくれる子どもたちが現れます。
幼虫はやがて、さなぎから成虫へ…その神秘に巡り合える瞬間が訪れます。
最近、次年度に向けて園の見学についてのお問い合わせが増えてきました。また、見学にいらっしゃる方はわりとブログに目を通されている場合が多いので、厚生労働省(今はだいたいのことが子ども家庭庁になってますが)のHPで出ていた『よい保育施設の選び方十か条』をご紹介します。(少し古いんですが今でも十分通用します!)現在園に通われている方には関係ないのですが…いや、これを読んで『保育園選び間違った!』と思われないように頑張らないと。あと、ご紹介した十か条以外にも、お子さんの性格に合っているかも重要な選び方ポイントだと思います。お時間があるならぜひいろんな園へ見学に行ってみてくださいね。
一. まずは情報収集を
・市区町村の保育担当課で、情報の収集や相談をしましょう
二. 事前に見学を
・決める前に必ず施設を見学しましょう
〇比較検討するためにも2つ以上の施設を見学したほうがいいと思います。
三. 見た目だけで決めないで
・キャッチフレーズ、建物の外観や壁紙がきれい、サービスが安いなど、見た目だけで決めるのはやめましょう
〇最も大切なことは、子どもの人権が大切にされているかだと思います。このようなことは、見た目だけではわかりません。様々なサービスが無料や安すぎる場合はどこかに無理があるのかもしれません。
四. 部屋の中まで入って見て
・見学のときは、必ず、子どもたちがいる保育室の中まで入らせてもらいましょう
〇よい保育をしている施設は、保育室での子どもの様子を自信をもって見せてくれるはずです。保育室の中を見せてくれない施設は、私なら「何か見せたくないモノがあるのでは…」と思ってしまいます。
五. 子どもたちの様子を見て
・子どもたちの表情がいきいきとしているか、見てみましょう
六. 保育する人の様子を見て
・保育する人の数が十分か、聞いてみましょう
・保育士の資格を持つ人がいるか、聞いてみましょう
・保育する人が笑顔で子どもたちに接しているか、見てみましょう
・保育する人の中には経験が豊かな人もいるか、見てみましょう
七. 施設の様子を見て
・赤ちゃんが静かに眠れる場所があるか、また、子どもが動き回れる十分な広さがあるか、見てみましょう
・遊び道具がそろっているかを見て、また、外遊びをしているか聞いてみましょう
・陽あたりや風とおしがよいか、また、清潔か、見てみましょう
・災害の時のための訓練をしているか、避難経路はどうなっているか、見て聞いてみることが大切です。
八. 保育の方針を聞いて
・園長や保育する人から、保育の考え方や内容について、聞いてみましょう
〇ここがしどろもどろだと、大変心配です。
・どんな給食が出されているか、聞いてみましょう
・連絡帳などでの家庭との連絡や参観の機会などがあるか、聞いてみましょう
九.預けはじめてからもチェックを
・預けはじめてからも、折にふれて、保育のしかたや子どもの様子を見てみましょう
十. 不満や疑問は率直に
・不満や疑問があったら、すぐ相談してみましょう、誠実に対応してくれるでしょうか
親も保育する人も、子どものことが大切ならば、話が合うはず。また、普段から、保育する人との信頼関係も大切。
子どものことが心配で相談しているのに、「そんなに言うなら、預けるのを止めてくれ」、「うちの園ではそういうやり方はしていない」、「そんなことを言うのはあなただけだ」などと、対話を拒むような施設は問題です。
〇こんなことを言われることは、さすがにないと思います…。ただ、子どもが毎日通う生活の場ですので、すぐ相談はとても大事なことだと思います。
シェイクアウトって何?という方が多いと思います。シェイクアウト、造語のため辞書にものってません。正式にはShake Outと言ってアメリカで始まった防災訓練です。その江別市版が30日にあり、参加しました。
参加と言ってもシェイクアウトの基本は
① 決められた日時(今回は8月30日の11時)に
② 地震から身を守る安全行動をとって
③ それぞれの場所で1分程度いっせいに行う
という簡単なものです。
つい最近は南海トラフ臨時情報が出たり、今は台風の被害が心配だったり備えの大切さが大きな話題となっています。
地震が発生した瞬間は、どういう行動をとるかでその後の人生が変わります。まずは『ケガをしない』行動をとれるように・・・小さいうちから訓練することって大切だと思います。
昨年コロナが5類になってから、地域での交流がやりやすくなりました。今回はにじぐみ(年中長)の子どもたちが大学に出向き、大学生が育てたじゃがいもを大学生と一緒に掘るという、なんだかぜいたくなお話をいただきました。
さて、この貴重な機会、せっかく行くのであれば子どもたちには大学生としっかり仲良くなってほしい。そして学生さんには子どもと関わる仕事のよさをたっぷりと感じてほしい。そんな思いがわきあがり、大学の先生と何度も打合せをさせていただき、『大学生とたくさん遊んで仲良くなって、それから一緒にいもほりプラン』という内容盛りだくさんの遠足に行くことになりました。
学生のみなさんの笑顔に、子どもたちとの出会いをとても楽しみにしてくれていたのがよくわかります。
にじぐみの先生は、子どもたちと学生さんの緊張感が、どんな活動をすればほどけていくのか色々考えてきました。例えば子どもたちが慣れ親しんでいる転がしドッジボール。ふだん使い慣れている園のボールを持参して行います。
ゲームをしながら、子どもたちと学生のみなさんの一体感が生まれていきます。このころには緊張感もどこかへ行って、笑顔がこぼれます。そしていもほりにつながるように、遊びながらペアを作ります。
学生のみなさんも、子どもたちが喜んで参加できそうな踊りや手遊び、紙飛行機等楽しいことをたくさん用意してくれています。何よりも、子どもたちの表情をよく見てその子に合った声かけやかかわりをしてくれている様子に嬉しくなりました。
ペアで学生さんたちが育ててくれたじゃがいも農園へ向かいます。そしていっしょにいもほり開始。
最初は遠慮がちに掘っていた子どもたちですが、学生のみなさんの励ましやフォローを受けているうちに「自分で運べるかな?」というほどの大収穫!
たくさん遊んで仲良くなって、たくさん笑って…帰りのバスの中では「もっと遊びたかった!」「帰ったらいもほり遠足ごっこしたい!」「おねえさん、おにいさんたちと一緒においもを食べよう!」などなど、さびしさとこれからの楽しみを見つけようとする子どもたちの声が聞かれました。さあ、たくさん掘らせてもらったおいも、どうするかみんなで相談だね。
今回は子どもたちはもちろんのこと、保育者もワクワクするような機会をいただき北翔大学関係者のみなさまありがとうございました。
ゆめのみ保育園の園庭にはいろんな植物が生えています。勝手に生えてくるものもあれば、意図して育てているものもあります。目指しているのは、いのちが集まる園庭。いのちが集まるような『仕掛け』を日々考えていて、毎年その成果が見られるようになっています。
また、園舎内でも写真のように小さないのちを身近に感じられる仕掛けがあります。一部をご紹介します。
園舎内でミカン科(みかんの仲間:ミカン、レモン、ゆず、山椒等)の木を育てています。果実を食べるためではなく目的はその葉っぱ。これらの木に共通するのは、ある生き物のエサとなること。
今も耳を澄ませると、「むっしゃむっしゃ」とこの子たちのそしゃく音が聞こえます。
子どもたちの瞳の先にあるもの・・・わかりますか?園庭に出しておいたレモンの木にアゲハチョウが卵を産みに来ました。そして次々と赤ちゃんが産まれているのです。
昨日はお迎えに来られた方の「あっ、本物のキャタピー!」というつぶやきが聞こえました。
豊かな自然の中にはたくさんの命があります。動物、虫、そして植物も。そして命には必ず生(誕生)と死があります。命というものを言葉で教えることもできますが、できれば子どもたちは、命に直接触れたり見たりすることで、そのかけがえのなさを感じてほしいなと思います。そのための、『いのちが集まる園庭』づくり。機会があれば引き続きご紹介していきたいと思います。
7月7日は七夕の日。
ゆめのみ保育園では5日(金)に七夕集会が行われました。朝ホールで準備をしていると『今日は七夕のお集まりかぁ!』『なにするのかなぁ😚』とワクワク楽しみにしてくれていた子ども達🎵
会が始まり、まずは各クラスで事前に作ってもらっていた七夕の製作の紹介を、代表者1名に前に出てきてもらい発表してもらいました。皆の前に1人で立つのはドキドキ…💓『ハサミを使ってチョキチョキしたよ』『のりでペタペタ貼りました』『指スタンプをしたよ』など緊張しながらもどのように作ったか上手に発表してくれました!
その後、七夕の由来をペープサートでお話しすると真剣に見てくれて、終わった後は『織姫と彦星ちゃんとお仕事するようになって良かったね!』など感想を教えてくれる子ども達でした🤭
その後、どんぐり組とにじ組は“○×クイズ”に挑戦!全部で5問の質問があり、簡単なクイズからちょっぴり難しいクイズまで様々。でも由来のペープサートを見ていたら解けるはず…😎正解を重ねる毎に『全部正解出来ているよ!』『あと○問だ!』と全問正解を目指して頑張る子どもたち。正解だった時に全身を使って嬉しさを表現する子どもたちの様子に私たちも嬉しくなりました。
普段は4歳児5歳児の子どもが共に生活し、互いに刺激を受け合っていますが、年齢別活動では、同じ年齢の子達で経験してほしいこと、伸ばしていきたい力を育めるような活動を設定し、楽しんでいます。そして、年齢別活動でそれぞれが経験したことを伝え合う時間も設けています。
年長さんはお泊り会が終わった後に「こんなことがしたよ!」と年中さんに報告しました。年中さんの間でも、自分達が年長さんになったらこんなことをやりたい!と早速想像を膨らませていましたよ☆
別の日には、お泊り会で作ったおにぎりの作り方を年中さんに教えました!
作る前に言葉で作り方を説明する子、「まずはやるから見ててね」と見本を見せる子、一緒に作りながら教える子と、様々な方法で教えていました。年長さんも真剣に見聞きしていましたよ!自分で作ったおにぎりは格別だったようで、おかわりする子が続出でした☆
また、年中さんは年齢別活動で製作した遊べるおもちゃを年長さんの分も作り、プレゼントしました♪自分達はこんなことができるんだ!と年長さんに伝えることもでき、とっても楽しそうに遊ぶ年長さんの姿を見て、年中さんは満足そうにしていました(^^)
互いに経験したことを伝え合い、認め合うことで年中長共に自信となっています!そして、年齢別で経験したことを一緒に活動することで、一緒に過ごす心地良さも感じていると思います。今まで以上に関係が深まってきているにじ組さんです!
無事お泊り会が終了しました!たくさんご協力いただきありがとうございました!
不安な気持ちを抱えたまま当日を迎えた子もいたと思いますが、13人みんな笑顔で朝を迎えることができました!
「またお泊り会したい!」「あと100回はしたい!」と言いながらも、お家の人がお迎えに来てくれたときの、ホッとしたような子どもの表情が印象的でした。「お家の人と離れて朝まで眠ることができた!」「ドキドキすることもあったけど、仲間と一緒に乗り越えた!」「自分達で考えてここまでできた!」という経験は、間違いなく子ども達の自信になったと思います。この自信を胸に、今後も保育園ではみんなのリーダーとして引っ張っていってほしいなと思います!
お泊まり会1日目、たくさん歩いて食べて、ほぼ予定通りに進みあっという間に夜になりました。
絵本を読んで、おやすみなさい。
お泊まり会の2カ月前となる4月下旬から、年長さんたちはお泊り会で何をする?どこかに行く?どこで寝る?何を食べる?などなど自分たちで意見を出し合っていろんなことを考えてきました。自分の考え、仲間の意見、話し合いの中でどうすればひとつにまとまるのか、悩んだり折り合いをつけたりする経験をくりかえしていきます。
園で行う保育活動には、必ずその活動のねらい(この活動を経験することで○○なってほしい)が考えられています。今年のお泊まり会では、そのねらいの一つに「一つの目的に向かって友だちと協力し、試行錯誤しながらやり遂げることで、達成感や充実感を味わう」というものがあります。ちょっと長い文章ですね。もしかしたら「どういうこと?」と思われるかもしれません。そこで、このねらいを達成するために子どもたちが取り組んでいる活動の一部をご紹介します。
夜ごはんは何にする?たくさんの意見の中から『ながしそうめん』に決定しました。それにしても、いろんな意見が出ていたようです。
流しそうめんには、そうめんの流れるコースが必要。じゃあ、「そうめんのコース、どうやって作る?」
子どもたちからは、段ボールで作るパターン、牛乳パックで作るパターンの意見が出ました。
「段ボールは水がしみるんじゃない?」という子もいたので、さっそくタライに水を入れ、実験です。
段ボールはみるみる水がしみていき、そうめんの代わりに毛糸でつくったそうめんも流れませんでした。
コースは牛乳パックで作ることに決定!
それから、牛乳パックの切り方、つなげ方も知恵を合わせて考えて、コースの形ができていきます。そして途中までできたコース(すでに結構長い!)を園庭に運び、園庭にあるおうちの屋根の傾斜を利用し水を流してみることに・・・。水を流してみると、なんとすきまから水もれが・・・!!保育者は最初から「水がもれるだろう」と予想していましたが、子どもたちに教えることはしません。失敗も大事な経験で今回のねらいのとおり、試行錯誤を繰り返しながらやり遂げる事を大切にしたいのです。なんとかテープで水もれ箇所をふさいだり、手で押さえたり(自分が少しぬれてしまう…)して、この日はコースの半分くらいまで水が流れるように。
後日さらに改良を重ね、水はついにコースの最終地点まで流れるようになりましたが(子どもたち大喜び)まだやっぱり水はもれるし、流れも弱い。そこで、園庭の山の傾斜で試したり(砂が入ってくる…)公園の坂で試したり(今度は虫が入ってくる…)子どもたちの試行錯誤は続くのです。
たんぽぽ組は、今年度初めての参観日なので、みんなが安心して過ごせるようお家の方たちと一緒に朝の会や、たんぽぽさんで人気の「おべんとうバス」の絵本を見て過ごしました! 入園、進級から1ヶ月半経ち、こんな感じで保育園の毎日を過ごしているのかな?と少しだけですがお知らせできたかなと思います。最後にホールでストップゲームをしました。子どもたちもお家の方と過ごせて嬉しそうでしたね♪
次はどんぐり組の参観日の様子です。初めはたくさんのおうちの人を前に緊張している子どもたち。しかし緊張しながらも元気いっぱい歌を歌ったりお返事することが出来ました✨ 朝の会を見てもらった後、普段遊んでいる運動遊びを取り入れたサーキットをしました。ゴールの近くにお家のひとが待っていてくれたので、姿が見えると表情が和らぎにっこり笑顔😊になっていました。最後にお家の人と一緒に新聞紙じゃんけんをしました。
にじぐみの参観日では、子どもたちが最近特に楽しんでいる遊びをお家の方々に見てもらいました!忍者になりきる遊びは、4月から継続している遊びで、しゅりけんバッジをゲットするのに毎回奮闘する子どもたち!4個目のバッジをゲットして大喜びの子どもたちでしたね☆ころがしドッジボールは、いつも盛り上がる大好きな遊びで、大人も本気にならないとなかなか勝てません!わたしは毎度汗だくです(笑)。お家ではなかなかできない遊びだと思うので、今回保護者の方と一緒にすることができ、子どもたちはとても嬉しそうでした♪ご参加いただき、ありがとうございました!
ひとつ大きいクラスに進級したお友だちや初めてゆめのみ保育園に来るお友だち、担任を始めみんながドキドキ・ワクワクな気持ちで始まったどんぐり組さん。朝お父さんやお母さんと離れる際に不安な気持ちで涙を流す子もいましたが、今では『おはよう☀』と笑顔で登園できる子が増えてきました😊始めは何で遊んだらいいかわからずポツンと立つことが多かった子も、今ではお友だちと“お母さんごっこ”や“てっぽうごっこ”などごっこ遊びを楽しんでいます♪
最近のどんぐり組では、1人ひとりにカメラの形をした画用紙を渡し、色々なシールを貼ってデコレーションしたあとレンズの部分に色のついたセロファンを貼って、オリジナルのカメラを作りました📸完成したカメラを持って園庭に咲いている桜を見に行ったり、公園までお散歩しながら景色を写真に撮ったりしていると、『サクラが青になったよ』『カメラでカラス撮ったら黒からピンクに変身した!!』などと色の変化を楽しんでいました☺今回は1色のみのカメラでしたが次回はもう1色追加して、色の変化などを楽しみたいなと考えています!
お天気のいい日にはお外にでて春探しをしたり、公園で思い切り身体を動かして遊んでいます♪公園の遊具のテープが外れてきたので今後は色々な公園までお散歩に行きたいと思います🌈
新しいにじ組での生活が始まって、1ヶ月が経とうとしています。新しい環境にドキドキしていた子も少しずつ慣れ、気の合うお友達といろいろな場所で楽しんでいる姿がたくさん見られます!同じ歳の子同士で遊ぶこともまだ多いですが、ころがしドッチボールをクラスで楽しんだことをきっかけに、子どもたちの距離が急接近!どこかでころがしドッチボールが始まると、続々と仲間が集まってきます。また、他にも楽しそうな遊びを見つけると、学年関係なく輪の中に入っていく姿も見られるようになってきましたよ☺
また、年長さんは今までの経験を活かし、様々な活動に積極的に、率先して取り組んでいます!
お部屋にある玩具の入った棚。引き出すには少しコツが必要で、引き出しは重さもあります。「どのように使ったら危険がなく、楽しく遊べるだろう?」と年長児に聞くと、たくさんのアイディアが!
●引き出しを落とさないように棚に印を書いて、ここまで引き出すというのをわかりやすくする。
●棚は重たいので、年長さんが2人以上で出し入れをする。
●棚をしまうときは、指を挟まないように手形マークを貼って押す場所をわかりやすくする。
自分たちでルールを決め生活を進めていくのも、年長さんならではです。このような経験を繰り返しどんどん自信をつけ、保育園のリーダーとして自覚を持ちながらみんなを引っ張っていってほしいなと思っています!
玄関の貸し出し用絵本の準備も年長さんがしてくれています!年長さんだけで絵本の部屋に行き、たくさん読んでいくうちに、玄関の絵本の貸し出しがお休みしているという話題に。
「今度は自分たちの番だ!」とやる気満々の年長さん。
「この絵本を読むとお腹が空いてくる!」と一人の子が言ったことをきっかけに、他の子も読みながら“絵本のおすすめポイント”を考えながら選んでいました。
「字が読めない子も絵を見るだけで楽しめる絵本があったらいいよね」「順番が守れるようになる絵本だから全員におすすめ!」「自分の好きな絵本だからみんなにも読んでほしい」「絵本をめくるのが楽しくなる」と、読む人のことを考えて選んでいる姿に年長さんらしさも感じました。
3月末の話になりますが、新年度準備の合間をぬって救命講習を実施しました。(家庭保育へのご協力ありがとうございます。
おかげさまで多くの職員が参加できました。)
江別市消防署の署員の方から、心肺蘇生、AEDの使い方、気道異物除去の方法について演習をまじえながら教えてもらいました。
ここで教わったことを実際に実践する場面がやってこないのが一番ですが、いざという時に誰かの命を救う一助になればと思います。
今日の講習では小さいお子さんのいるご家庭で、ぜひとも知っておいてほしいことがたくさんありました。
最近、痛ましい事故として話題になった子どもの窒息事故(誤嚥)。
・乳幼児の気道の太さはわずか0.5~0.7cmほどしかなく、口に入るものはすべて危険があること。
・一口にたくさんつめこまないこと。上の兄姉の食べる様子を真似て詰め込みがちになることも…。
・食事の最中に、「おしゃべり」「笑う」「走り回る」行為は窒息のリスクがあがること。
→食べることに集中することでリスクが減ること。
まだ小さくて目が離せない時期、いろいろと大変ですが園でも家庭でも「安全な食べ方」を身につけることが、子ども本人が自分で危険を回避する力につながるのではないかと思いました。